働き続ける理由とは

会社勤めしている人の中には、職場に不満を持っている人は多くいます。

それが仕事だったり、また人間関係だったりと様々です。しかし、全てにおいて、自分が納得できる条件下で働いている人は少ないのです。例えば、給料がいいからとか、仕事内容が楽だからとか何かひとつだけの条件が自分の思いと合致していればよしとして我慢している人も多いようです。

自分の希望している条件が全て満たしていないからと言って、満たない条件や不満を解消するために転職を考えた場合にはリスクを伴います。
なぜなら、転職先の職場の雰囲気が良いとは限らず、また仕事も自分がしない内容であるとは限らず、実際に働いてみないとわからないというリスクがあります。

今の慣れた会社を辞めて、先が見えない新しい会社に挑戦するといった転職活動は、実はパワーがいることです。自分の今までおこなってきた経験や実績を棚卸して、記載する履歴書や職務経歴書を書くだけでも、また就職するために何回かの面接を受けるだけでも非常に神経も使いますし、パワーを必要とします。
しかし、そのパワーを使ったところで今と変わらない結果になった場合には、それまでの努力が無駄になります。そのようなことを予め想定して、敢えて今の会社で頑張り続ける人も多いようです。

会社で働く人の多くが、全ての条件が自分の思う通りになることは滅多にないことは、誰でも感じているものです。そう考えると、今の職場で給与面か仕事面とか何かしら頑張れる要素がある方が気軽に働けることでしょう。